About

『「フットサル・サッカープレイヤーが選ぶ」 ザックJAPAN支持率調査』について思ったこと。

Posted by Unknown On 2011年10月7日金曜日 0 コメント
『「フットサル・サッカープレイヤーが選ぶ」 ザックJAPAN支持率調査』というものが発表されていて、ちょっと面白かったので思ったことを書き連ねます。

1. 調査概要
【調査者】株式会社スポーツワン
【調査実施日】不明
【調査目的】不明
【調査参加者】調査者が主催する関東・近畿圏のフットサル・サッカー大会に参加する18〜40歳の男性・女性プレイヤー632人
【質問事項】「ザックジャパンを支持しますか?」
【回答選択肢】「支持する」、「支持しない」、「どちらでもない」の3択
【調査結果】
<男女総合>
支持する 88.3%(558票)
支持しない 7.9%(50票)
どちらでもない 3.8%(24票)

ザックJAPAN支持率(男女総合)

<男性>
支持する 87.5%(503票)
支持しない 8.3%(48票)
どちらでもない 4.2%(24票)

ザックJAPAN支持率(男性)

<女性>
支持する 96.5%(55票)
支持しない 3.5%(2票)
どちらでもない 0%(0票)

ザックJAPAN支持率(女性)

〈支持理由〉
  1. 「負けないから」(58%)
  2. 「采配が良い」(23%)
  3. 「容姿が好き」(15%)
  4. その他の理由:「世界に顔が利く」「私たちより上手い」「観てておもしろい」「他にいない」など。

〈不支持理由〉
  1. 「選手起用に不満がある」(70%)
  2. 「他に好きな監督がいる」(11%)
  3. その他の理由:「ザックを知らない」「ザックという響きが嫌い」など。

詳細はここに載ってます。リンクが切れていた時の為、PDF版はこちら

2. 思ったこと
2-1. 調査目的が不明
どんな調査にも目的があって調査を行うものです。例えばある飲料会社は今後のマーケティング戦略を練るために自社と他社の商品に対するエンドユーザーの評価など。まあ「ザックJAPANの支持率を調査する」というのが目的と言えなくはないですが、支持率を調査して「何にどう活かすのか」が分かりません。
調査目的が不明だと、「もっと調査参加者の数が必要だ」とか批評ができず、本来なら「調査として成立していない」のですが、調査結果(調査方法ではない。そもそも目的が不明瞭なので調査方法を批評のしようがない)が突っ込みどころ満載だったのでブログに書いています。

2-2. 支持理由・不支持理由がおもろい!
この調査がとにかくおもしろいのは、支持理由、不支持理由が突っ込みどころ満載なところです。1つずつ見ていきます。

2-2-1. 「容姿が好き」
ザッケローニ監督が就任してから無敗なんですよね、凄いなあ。そういう事もあって支持理由の1位は「負けないから」で58%もあったそうです。でも必ずいつかは負けるでしょう。個人的には、誤解を恐れずに言うと、そろそろ負けた方がいい気がします。負けて分かることもあるし、勝ってばかりだとええ気になってしまうし。ザックも無敗記録よりチームの成長の方が大事という趣旨の発言をしていましたね、禿同です。
そして3位に入った「容姿が好き」という回答が15%です。これは僕には「?」です。ザックがTVや雑誌に映っている時って、だいたいJFA公認のスーツかadidasのトレーニンウェアですよね?(たまにJの試合の視察でちらっと映るけど、服装はほとんど見えへんし…)「容姿」って「顔」のことですか?でもザックの顎には穴g(ry
※ 別にザックを誹謗中傷していません。むしろ彼の姿勢・性格は大好きです。

2-2-2. 「ザックを知らない」!?
不支持理由の上位2つは「選手起用に不満」や「他に好きな監督がいる」と妥当なものです。セレサポの僕としては真司の配置や「乾くんも呼べや!」と思っていますし。しかし他の不支持理由に目を疑いました。「ザックを知らない」!?!?ここでもう一度、調査参加者を確認すると、「サッカー・フットサル大会に参加した18〜40歳の男女」とあります。大会に参加するまで熱心な人が現在のサッカー日本代表監督を知らないという事があるのでしょうか…果たして何人が「ザックを知らない」と回答したかは不明ですが、Σ(´∀`;)です。
更に驚いたのが「ザックという響きが嫌い」という回答。ふざけて回答したのか、はたまた過去に「ザック」という名前の人に酷いフラレ方をして「ザック」という単語を聞くだけでトラウマが蘇ってくるのか…それとも人種差別主義者なのか…色々と考え巡らしてしまい、とても気になります。

さあいよいよ今夜はフレンドリー・マッチのベトナム戦。そして2014年W杯3次予選と続きます。こちらも大いに楽しみですが、本調査の追跡調査として11月のアジア3次予選が終わった後を予定しているらしく、こちらの調査結果も楽しみです。


0 コメント:

コメントを投稿